5年生が地域のお店を訪問

11日(木)に、MEGAドン・キホーテ嬉野店とJA全農Aコープ嬉野店へ校外学習に行きました。

今回は、どのような人がなんのために利用しているのかを調査するために、グループにわかれて店員さんやお客さんにインタビューを行いました。

事前学習では、自分のおばあちゃんの利用の仕方を語ったり、自分の家族がどんなときにお店に行くのかを思い出したり、経験をもとにお店の雰囲気や客層を予想する姿がありました。また、インタビューの準備では、タブレットだと慣れてない人もいるかもしれないから紙で作ったほうがいいんじゃない?と提案する子どもの声から、店員さんやお客さんに答えてもらいやすいように、すべてをタブレットで完結させず、シールを貼るボードを作成したり、聞き方を工夫したり、協力してくれる相手のことを思った行動を考えてすることできました。

当日、行きのバスの中では、インタビュー内容を復唱して本番に備えている子どももおり、真剣さが伝わります。

お店に着き、店員さんにしっかりとあいさつができた後は、「今、お時間よろしいでしょうか。」、「お願いします。」、「ありがとうございました。」と、インタビューするときのマナーを一人一人が意識したり、役割分担をして声をかけ合ったりしながら、みんなで協力して取り組むことができました。普段訪れることができない時間帯に見る店舗の様子に、5年生の子どもたちも、終始うれしそうな表情でした。

帰着後の振り返りでは、自分たちで集めた情報から、どんな人が来るのか考察する姿が見られました。Aコープさんの魚をさばくお店の裏の様子を見学できたことから、「毎日仕入れる魚が違う」ことを捉え、お客さんの中には毎日違う魚を求めてくる人もいるのではないかと考える様子や、ドン・キホーテさんの店内の様子を見て、「1周年のチラシが店内中に掲示されている」ことを発見し、今日はもしかしたらいつもとは違う様子だったのかもしれないと考え、また違う日にも調べに行かなくては!と「次」を考えている様子がありました。インタビュー時は苦労したこともあったようですが、それ以上に自分たちで情報を集められたことに喜びを感じているようでした。

ここからは各自で集めた情報を整理し、さらなる疑問や気づきへと分析を進めていく段階に入ります。新たにタブレットのNumbersというアプリで表やグラフを作れることを知った子どもたちが、どのように学んだことを表現し次の学びへとつなげていくのか楽しみです。

シェアする