防災キャンプを行いました

夏休み前日の午後、5年生が防災キャンプを行いました。

再登校で集合し、多目的ホールで開会式を行った後、プールで着衣水泳をしました。

プールに入る直前に雨が降ってきたため、雨が上がることを祈りながら、廊下で準備運動をしました。やっと雨が上がり、少し遅れて着衣水泳を始めました。泳ぎに自信がある人でも、水着と洋服を着ているのとでは、浮きやすさや泳ぎやすさが違うこと、実際にはあわてている場面が多く、体験をしたり心得を学んだりしておくことが重要であることなどを学びました。

次に、防災食のご飯を準備しました。

専用のビニール袋に無洗米と水を入れて、大鍋に沸かしたお湯の中でゆでるように米を炊きます。できるだけ中の空気を抜いて高い位置で袋をしっかり縛ることがポイントです。鍋では各自が準備したレトルトカレーも温めました。カレーは新聞紙で作った皿(入れ物)と米を炊いたビニール袋を皿代わりにして食べました。実際に防災食が必要な状況となれば、もっと厳しい環境になるかもしれませんが、今回は家庭科室のガスコンロやプラスチックスプーンを使うなど、できるだけ近い体験をすることを目的にしました。ビニール袋のカレーは、かなりおいしく感じたようです。

また、ごはんができるのを待つ間、先日教えてもらって作ったペットボトルランタンに、色塗りや絵を描いて飾りつけをして仕上げました。懐中電灯を置いて完成したランタンを試してみると、個性豊かで色鮮やかなランタンはどれもきれいで、防災グッズとしてだけでなく、インテリアとして楽しめそうでした。

カレーを食べた後は、親子活動の時間になりました。

初めに、保護者対子どもたちの水風船対決をしました。事前に濡れてもいい服装でと連絡してあり、子どもたちの中には水着で参加した準備のいい子もいました。お互いに、これほど濡れるとは・・・という声が聞こえてくるほど、大盛り上がりでした。

次に、準備していた「ボールすくい」「くじ引き」「わなげ」を、夏祭りのように楽しみました。このうち2つは、保護者のご厚意で準備していただいたものでした。

最後に、みんなで「燃えて嬉野」を輪になって踊り、花火をあげて締めくくりました。踊る頃には真っ暗になっていましたが、暗さに負けない熱い「燃えて嬉野」でした。5年生の良い思い出になったのではないでしょうか。保護者のみなさま、ご協力ありがとうございました。

 

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