グレースちゃん

戦時中、中林校長(故人)が、「かわいい人形を焼いてしまうことはできない」と、同校に勤務していた越山しげさん(故人)に人形の保管を頼みました。越山さんは、義母と相談して家の蔵の中にグレースを隠しました。義母の他は、家族にも内緒にして、学校の子どもたちには「人形は焼却した」と報告したそうです。

1977年に、越山さんから、豊地小学校に返されました。