防災キャンプを楽しみました
夏休み前日の午後、5年生が防災キャンプをして楽しく過ごしました。
15時に再登校した子どもたちは、開会式の後プールで着衣水泳をしました。着衣状態で入水すると、水着だけのときとは違って、自由に泳ぐことが困難になることを体験で学びました。
着替えた後に、バスで中郷公民館に移動しました。夕食は、防災食としてカレーを作りました。災害時は水や電気・ガスなどが貴重になり、少しの水や燃料で食事を作ることが大事になります。ビニール袋に入れた米と水、レトルトカレーをゆでるだけでできるカレーを教えてもらいました。器も洗わなくていい工夫がされていました。屋外での防災食カレーは、とてもおいしくいただきました。
カレーができるのを待つ間に、中郷・宇気郷地区で実際にあった水害の体験についてお話を聴きました。昭和57年8月1日の台風による災害では、家が流されたり子どもも含めた尊い命が奪われたりしたそうです。水害の恐ろしさや身近な人を亡くすつらさなどを話していただき、子どもたちはしっかりメモをとりながら聴かせてもらいました。
カレーを食べた後、グラウンドでキャンプファイヤーをしました。火の周りで歌を歌ったりダンスをしたりして、みんな全力で楽しみました。
最後に肝試しをしました。希望者だけの参加でしたが、多くの子どもたちが参加しました。おどかし役には、保護者の有志のみなさまにも協力していただきました。子どもたちにとって夜の校舎は、それだけで怖く感じる場所のようでした。
キャンプファイヤーや肝試しなど、楽しく盛り上がったこともあり、予定時間をオーバーして終了しました。保護者のみなさまには、遅い時間のお迎えをお願いしていましたが、さらに遅い時間になりご迷惑をおかけしました。みなさまのご協力のおかげで、子どもたちは満足した笑顔で楽しかったと話している子どもがたくさんいました。
保護者のみなさまには、キャンプファイヤーの木の準備を早くからしてくださったり、肝試しのおどかし役やその方法を考えていただいたりして、事前準備も含めて多くの方にご協力いただきました。5年生の保護者のみなさま、本当にありがとうございました。