ヒロシマの後ナガサキの前  平和を考える

台風6号の複雑な動きのため、天気予報が難しくなっていますね。

今日も朝から降ったりやんだり時には青空が見えたりの天気です。

さて、8月6日は広島に原爆が落とされた日です。テレビで平和祈念式典をご覧になった方も多いのではないでしょうか。

今年はG7の各首脳が訪問したことでも話題になった、広島平和記念公園をご紹介します。

1945年、第二次世界大戦末期、世界で初めて核兵器を実戦で使用しました。広島は壊滅的な被害を受けました。

原爆が落とされた爆心地です。

原爆ドーム(産業振興館)が爆心地と誤解されがちですが、実際には150mほどずれた場所の上空600mで爆発しました。

現在、その場所には医院が建っています。その脇には、爆心地を示す碑があります。

原爆の子の像です。

これは、2歳で被爆し10年の闘病の末亡くなった佐々木貞子さんの死をきっかけに、広島市の子どもたちが中心となって平和を築くための像を作ろうという運動がおこり、作られたものです。「貞子の千羽鶴」で有名ですね。この像も、頭上に折り鶴をささげています。周辺にある千羽鶴は、日本のみならず、世界中から平和を願って送られたものです。

この世界中の人の気持ちを踏みにじるかのように、千羽鶴に放火される事件が起こりました。それ以降、現在のような透明なケースに納められるようになりました。大変遺憾ですが、モラルを今一度振り返る必要があるようです。

次の写真は貞子さんが健康になることをいのって折った鶴です。

 

上は原爆戦没者慰霊碑です。

実は、この慰霊碑と原爆ドーム、平和祈念資料館は一直線に配置されています。

この写真からも、原爆ドームが見えると思います。(写真が古いので、工事中で足場が見えていますが)

実際にこの場に立つと、やはり厳粛な気持ちになります。現在でも花が絶えることはありません。

 

碑文の重みを、現代に生きる私たちは忘れてはいけないと思います。

川側からはよく映像で見ますが、これは岸川(裏から)見た原爆ドームです。

明日はナガサキの日。

夏休みに一度、平和を考えてみませんか。

 

 

 

 

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